よーし今回は、ちょっとだけ上手く行った話を書きましょうね。
始めて1ヶ月ほどの頃、何人かの友達に連続して断られてこれは手ごわいぞと思っていたころのことです。自分でガンガン話してしまったので、もうあまり友達はいなくなってしまいました。そこで当時僕は中古車のブローカーをしていまして、その仕事関係の人たちに当たってみることにしました。
何人かいたのですが、はじめは一番話に乗ってきそうな”まささん”を選びました。
この人は、バブルの時はワープロ入力の会社を経営していたそうで、年商1億円くらいは上げていた!と自慢していました。その時の夢が忘れられずに、今でも何かチャンスを探しているような人でした。中古車の方は全然儲かっていないようでしたから、誘えばいい反応が得られそうな気がしました。
それでも誘う時はものすごく緊張しました。
まずは電話でビジネスセミナーに誘ってみました。
「今度、”日用品の流通の仕事”をやろうと思うんだけど、まささんもどう?」
と切り出すと、
「なにどんなの?」とちょっと怪訝そうな感じで聞き返してきました。
「よく分からないから、今度説明会に行くんだ。」
「へえ、じゃあ行くだけ行ってみようかな」
こんな感じであっさり行く約束をとりました。
上手く行く時は本当に簡単にアポが取れちゃうんですよね。
当日はちゃんと来てくれるのか本当にドキドキしましたね。
会場まで一緒の車でだったんですが、変に話して疑われるのもバカらしいので、行く途中はなるべくニュースキンの話はしないようにしました。。
でも、やっぱりまささんは「セミナーっていうと変な話が多いんだよね」なんて、ちょっと疑っているようでした。
初めてゲストを連れて参加したセミナー。あの感動は今でも忘れません。
参加費は一人3000円。ちょっと高いですけど、その分いいホテルの宴会場を借り切って、プロジェクターで大画面で説明します。その雰囲気が「どうだ全然怪しくないだろ」、「大事業だ!」っていう印象を与えてくれます。
セミナーは、会社説明→製品説明→システム説明→体験談といういつもと全く同じ内容です。僕はゲストのまささんがちゃんと聞いてくれているかが気になって仕方がありませんでした。横目でまささんを見ると、怪訝そうに腕組みをして、かなり怪しんでいる様子。ちょっと悲しくなりました。
さて、セミナーが終わって、ロビーでお茶をしていると、アップラインの人が助っ人に来て説明してくれました。これを「フィールドに入る」なんて言いますね。
フィールドに入ってくれたのは信二さんという僕の2つくらい上のアップの方で、工場を経営してる38歳の方です。信二さんには大変お世話になりました。
僕みたいな何の経験も実績のない人間が話すよりも、こういった経営者のような人に話してもらうとすごく説得力があります。もちろん、ダウンラインも何人もいるので、言葉が力強いのです。
話した内容は「今日の内容を見てもらってどうでしたか?」とか「僕達も可能性を感じて真剣にやっているんですよ」という感じの簡単なものでした。
セミナーの帰りには信二さんの家に寄らせてもらい、いろいろとお話をしました。
ここで、もう一回ビジネスの内容を説明してもらいました。僕は横でうんうんとうなずくだけです。このとき、僕は信二さんに感謝の気持ちでいっぱいでした。だって、僕が連れてきた分けも分からない人に、こんなに一生懸命話してくれているのです。僕一人では絶対にネットワークなんて作れないのですが、こういうアップラインの方々の力を借りれば、本当に成功できるかもと思いました。そして、このような共存共栄のビジネスに参加できたことが心から嬉しく思いました。
帰り際にアップラインの信二さんは僕達二人に「いつでもお話してあげるからいらっしゃい」と声をかけてくれました。
僕とまささんは帰りの車の中でちょっと興奮気味でした。
「成功したら何か買おうか?」
「二人でNSX買って、並んで走ったら笑えるよね」
なんて言う話も出るほどでした。
でも、まだまささんは疑い深く「でもやっぱり、正直ちょっと怪しいよね。結局さあ、『豊かになろう』とか『アップラインを利用じゃなくて活用しましょう』とか、フランチャイズとかマルチ商法とかのセミナーでよく言うことだよね。あの信二さんだって、結局は自分のために一生懸命話してくれているわけでしょう」なんてとても嫌なことを言っていました。(^.^;
その日の夜、アップラインの信二さんから電話がありました。なんと、まささんが「ニュースキンの話をして欲しい」といってお兄さんを連れて来たというのです!
とても驚きました。
まず、まささんの行動の早さ。それと帰りの車ではあんなに疑っていたのに、すぐにお兄さんに連絡して、いい話があるからと連れて行ってしまう行動。
でも僕は今まで、自分ひとりで友達に一生懸命伝えていましたが、一人に伝わったことで、その一人がまた伝え出す。こうやってネットワークというのは広がるんだなあと実感しました。嬉しかったですよ。
その直後まささんはすごい勢いで動き出しました。
まだ自分では製品のことも分からないからというので、僕はまささんの消費者取りにも協力してあげました。まずはまささんのお母さん。お母さんはひどい糖尿病で、いろいろな健康食品を試していました。ニュースキンの総合ビタミン剤である”ライフパック”の話をするとすぐに試してみたいと言ってくれました。
同じ糖尿病仲間にも勧めてくれたみたいで、ライフパックは好調な売れ行きです。
ダウンラインのフィールドに入るということは、自分の直接の人脈以外にもプレゼンテーションするチャンスが得られます。それに自分の友達に話すよりも相手は素直に話を聞いてくれるものです。これは僕にとってすごくいい経験でしたし、自信もつきました。
しかし、はじめは燃えていたまささんはその後、間違った方向に走り、ビジネスを途中で止めてしまいました。消費者取りにだけ走ってしまったことが原因です。
年下の僕が「まずはビジネスの話から入りましょう。それでセミナーに参加させてあげる。そうすればビジネスに参加しなくても消費者になってくれます。」といっても全然聞いてくれませんでした。
まささんは今まで、自分で会社を経営してきた自信があるので、仕事に関して自分なりのやり方、考え方を持っています。彼は「まずは自分なりの方法でやりたい」といって、全くアップラインとも会おうとせしませんでした。それがネットワークビジネスでの成功を妨げていました。まずは消費者だ・・・という先入観が余計に消費者を取ることを難しくさせてしまいました。彼がいつも言っていたのは「俺たちみたいな男がさあ、化粧品とかシャンプーとか売るのは難しいよね」ということでした。当たり前です。それは当然難しいです。とにかくセミナーに出席させてあげると、ビジネスをやらないとしても会社と製品のすごさを実感して使いはじめるものです。商品だけを素人であり、しかも友達がすすめても、なかなか上手く行きません。
彼は完全に「ビタミン屋さん・化粧品屋さん」になってしまいました。消費者取りが上手く行かないから”このビジネスは難しい”と思ってしまいました。だから”こんなに難しいビジネス”を上手く人に伝えることも出来ずに、どんどんモチベーションも下がってしまいました。
それでもまささんは頑張って何人かの消費者を獲得することが出来ましたが、ビジネスラインは誰一人として出ることはありませんでした。
成功するには絶対に素直さが大切だなあと実感しました。
結局、まささんはビジネスラインとしては芽が出ませんでしたが、この体験は僕に大きな勇気を与えてくれました。
皮肉なことに彼が獲得した消費者が僕のグループの売上のかなりの部分を支えてくれることになりました。
それと、これは途中で止めたらものすごい損だとも思いました。
彼も、もう一度素直になって、アップラインのアドバイスに従っていれば成功できたかもしれませんね。
この経験を通して何よりも続けていれば絶対に成功する!という確信を得ることが出来ました。
やめたらそれでおしまいですよ。
当たり前ですが、「成功するまでやりつづける」
そうしたら絶対に成功しますよね。 |